母乳育児を楽しもう♪しこりの対処法について!

 

大変な思いをしながら出産が終わったと思ったらまもなく育児が始まります。

赤ちゃんの寝かせ方やうんち・おしっこの悩みとともに多くのお母さんたちが困るのが母乳の悩み。

母乳育児を希望していたのになかなかおっぱいが思うように出てくれず、悩む方もいれば、量が足りているのか心配になる方も。たくさん出るという方はそのうち、赤ちゃんの吸う力が強すぎたり歯が生えてきたりすることで乳首が切れて痛くなるという方も。

中にはおっぱいにしこりができて痛みに苦しむ方もいます。

母乳を与えている方の場合、おっぱいにごりごりと固いしこりのようなものができることがあります。これは乳腺が詰まったことが原因です。放っておくと乳腺炎になってしまう恐れもあります。

母乳は血液からできています。

赤いはずの血液が白くなるのは乳腺組織を通るから。乳腺が細い人は流れが悪くなったり詰まりやすいものです。

出産後、病院で乳房を診てもらうときなどに助産師から乳腺の細さを伝えられることもあるでしょう。詰まりやすく乳腺炎になりやすい体質のため特に気をつけるようにしましょう。

もともとの体質以外にも断乳や卒乳で母乳が供給過剰になったときにも起こりやすいです。

急性うっ滞乳腺炎と呼ばれ、乳房全体が赤くなり、しこりができて触ると痛みます。乳頭に詰まった母乳も見えるでしょう。微熱などの症状も出ますし、症状がひどくなると高熱で入院することもあります。

乳腺が赤ちゃんの口腔内細菌などに感染して起こる化膿性乳腺炎というのもあります。激しい痛みや腫れ、悪寒・全身の震え・高熱・血の混じった膿など症状は激しく、こちらもしこりができます。

しこりが胸にできたとなると乳がんを疑って青くなってしまうものですが、こちらの場合は石のように固くごつごつで痛みや発熱を伴うことはありません。

母乳育児をする中で弾力性があり固いところ・柔らかいところのあるしこりが出て押すと痛みがあるなら、まずは乳腺炎の可能性を疑ってみるとよいでしょう。

対処法としては、とにかく赤ちゃんに吸ってもらうのが一番です。

しこりがある方の乳房から授乳するようにし、姿勢や角度を変えながらまんべんなく吸ってもらいましょう。

飲み残した分は搾乳してすべて出し切るようにするのも詰まりを悪化させないための方法です。固い部分を押しながら出すのがより効果的ですが、強く押しすぎると乳腺が傷ついてしまいます。

母乳が出ないのにしこりがある場合は、母乳が出やすくなる「ミルニック」をお水や牛乳・豆乳・スムージー・ジュースなどの飲料に混ぜて飲んで、乳房全体をやさしくマッサージしましょう。

できれば専門家である産婦人科などでマッサージもしてもらい、どんどん固まって悪化してしまわないよう注意しましょう。血液からできている母乳ですから、血液の流れをよくしてやると詰まりが解消されます。入浴も対処法としておすすめです。

ただし、腫れて痛みや熱が出てきた場合には保冷剤をタオルで包んだものや冷却ジェルシート・濡れタオルなどで冷やすようにします。

マッサージや入浴など温める方法を行い、血行が良くなっても乳腺が詰まっているのであれば症状がどんどん悪化されていきます。

冷やして症状をいくらか軽減させると共に早めに病院に行くようにしましょう。処方される薬の内容によっては授乳を一時中断し、治療に専念しなければならなくなるかもしれません。そうなる前に乳腺炎やしこりができにくいよう予防をしましょう。

母乳は自身の食べたものが大きく影響を与えます。

この時期は甘いものや油っぽいものはできるだけ控えましょう。乳腺を詰まらせやすい食べ物です。

魚や野菜中心のヘルシーな食事、甘いものが食べたいのであれば脂肪分が少ない和菓子を少量食べるだけで抑えておきましょう。

体を冷やさないためにも夏場であっても温かい飲み物を飲みましょう。母乳の出を良くするお茶「母なるおめぐみ」は、身体のめぐりをスムーズにしポカポカに温める働きがありますので、授乳中に積極的に飲みましょう。

断乳・卒乳で今までたっぷり飲ませていた母乳をストップすると乳腺炎になりやすいです。特に注意しながら少しずつ無理のない範囲で授乳回数を減らしていくようにします。

たとえ、日頃から気を使っていたり乳腺が比較的太い人であっても、ストレスが溜まっているとき・疲れているときなどはなりやすいです。

出産して間もない時期はホルモンバランスも精神面でも落ち着いていない時期です。赤ちゃんのお世話だけに専念し、他の家事は周りの人に任せてとにかく身体を休めることです。

母乳100パーセントで育てないと駄目になるという母乳神話は崩れつつあるとはいえ、親世代の中にはまだそれを信じる人も多く、いろいろ言われるかもしれません。

しかしながら、大切なのは母親と赤ちゃん両方が元気でいられること。無理をせず、ただ食生活は正しつつ、授乳期を乗り切るようにしましょう。

万が一気になるしこりが見つかったら、早めに対処することです。悪化してしまうと大変です。